起業&開業時に【固定電話を手配】する5つの方法(2019年版)~IP電話・光電話・クラウド電話を理解して03番号050番号を賢く選ぼう

起業&開業時のオフィスイメージ

小さなビジネスだからこそ、きちんと固定電話を使うことで、ビジネスの信用力を高めることができます。いざ固定電話の手配をしようというときには、いろいろな選択肢の特徴を良く理解することが大切です。

ここでは、小さな起業&開業(個人事業主・法人)における固定電話回線・固定電話番号を準備する方法を整理して、状況に合った選択肢を選ぶコツ&おすすめ選択肢をご紹介します。盛りだくさんの情報をご紹介していますが、固定電話は一度決めるとなかなか変更できないので、しっかり検討してくださいね。

尚、当記事では、電話サービスを「携帯電話」と「固定電話」という幅広い区分けで捉えて、携帯電話回線(3G/4G/LTEなど)以外の回線(電話回線、インターネット回線、光回線)を使う電話サービスを対象に5つのサービスを説明しています。

 

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固定電話を手配するにあたって考慮すべき3大ポイント

ビジネスでの固定電話番号は、長期間にわたって利用していくことになります。状況に合わない方法で固定電話を取得してしまうと、ビジネス運営上に大きな問題となってきます。

自分の状況に合う選択を正しくするために、固定電話の手配に際して考慮すべきポイントを整理しておきましょう。

固定電話を決める際に考慮すべき3つのポイント

  1. 回線は?:「電話回線」「インターネット回線」「光回線」「転送サービス」など、回線に関わる要件や状況を検討します。(インターネットとセットで使うと安く利用できるので、ネット&電話のセット利用か電話だけの単独利用かの検討は重要です。)
  2. 電話番号は?:「03番号・06番号など地域の市外局番から始まる番号が必要となるのか」「番号を選びたいのか」「050番号で充分なのか」などを検討します。
  3. 料金は?初期費用毎月の基本料金通話料金体系を確認します。特に電話を「発信する」ことが多い場合には、通話料金に留意します。

上記のほかに、状況によっては電話周りの対応(ファックス回線、クレジット決済用の回線の必要性)や将来の拡張性への対応(社員が増える・複数拠点になる可能性)などを検討します。

次のコーナーでは、上記のポイントに視点を置いて、固定電話番号を準備する代表的な方法の特徴を詳しく見ていきましょう。

起業時に固定電話番号を準備する5つの方法

小さな起業において、ビジネスで使う固定電話を手配する代表的な方法として、下記の5つがあります。(尚、例えばNTT加入電話など、これから手配する方法として現実的&実務的でないものについては、ここでは除いています。)

IP電話(固定電話番号を利用して転送するサービス)

IP電話を利用したサービスの一形態で、03番号など市外局番から始まる番号を取得してスマホ等へ転送するサービスです。

「固定電話番号を利用して転送するサービス」の特徴

  • サービスの特徴:03番号などの固定電話番号をスマホ等へ転送するサービスです。その番号を利用しての発信も可能です。
  • 電話番号は?:03番号・06番号などの市外局番を利用できます。転送着信だけでなく、その番号を使って発信もできるサービスが多くなっています。
  • 料金は?:初期費用・基本料金・通話料ともに、他の方法と比べて格安です。

「スマホで固定電話番号を使って受信&発信できる」という便利なサービスで、ひとりビジネスをしている当サイトのマリも、起業当初はこの類のサービスを利用してきました。(iPhytterで03電話番号を取得&2年使用しての感想Sonetelで03電話番号を試してわかったメリット&デメリットに体験談を書きました。)

これらの体験から、この分野に関しては、海外の業者ではなく日本の業者によるサービスのほうが使いやすいという印象を持っています。ひとりビジネスであれば、多機能転送電話のToones転送電話 などが選択肢になってくるでしょう。

このToones転送電話は、起業当初に転送電話で利用していた番号をその後に電話代行やIP電話サービスなどに移行できるというフレキシビリティが大きなメリットです。

外出先で携帯電話を利用している写真

【ひとり起業の固定電話番号の取得】にToones転送電話サービス

2018-08-31

 

今後の注意点について

総務省により、平成30年9月に、固定電話番号を利用する転送電話サービスの在り方(情報通信審議会による答申)が出され、「関係法令の改正等、所要の措置を講じていく」となっています。これを受けて、既存のいくつかの固定電話番号を利用する転送電話サービスは(IP電話アプリShaMo!、外でも代表電話(BIGLOBEフォンビジネス)モバイル03転送サービスなど)は、新規受付停止またはサービス終了予定となっています。

このような状況を考えると、「固定電話番号を取得⇒スマホへ転送」というサービスについては、既存サービスが大きく制限されてしまう可能性があります。長期的に電話番号を使っていこうと考えている場合には、慎重に対応しましょう。

 

IP電話(スマホアプリ)

050から始まる番号をスマホアプリで利用できるサービスです。03番号・06番号などの市外局番から始まる番号は持てません。スマホで利用するので、”固定”電話というイメージとは少し違いますが、携帯電話回線ではなく、インターネット回線を利用しているサービスです。

「IP電話(スマホアプリ)」の特徴

  • サービスの特徴:スマホにアプリをダウンロードして利用します。インターネット回線を使います。
  • 電話番号は?:050から始まる番号になります。
  • 料金は?:初期費用・基本料金・通話料ともに、他の方法と比べて格安です。

多くのサービスがありますが、代表的なサービスとしては、NTTコミュニケーションズの050plusや楽天コミュニケーションズのSMARTalkがあります。

銀行口座の開設で固定電話番号が必要な場合に、050から始まる電話番号を使うことができる場合もあるので、小さな起業においては、もっとも手軽で利用しやすいサービスです。

実務的には携帯電話で充分という場合でも、プライバシー上の理由で「名刺や各種の登録では携帯電話番号を使いたくない」と考えるときには、スマホアプリで使える050番号は便利な選択肢といえるでしょう。

直収型電話

直収型電話は、NTT東日本・NTT西日本以外の通信事業者が提供している固定電話サービスです。直収型電話は、電話オンリーで利用できます。

下記にご紹介する光電話のように、インターネットとセットで利用する必要はありません。

「直収型電話」の特徴

  • サービスの特徴:通信事業者がNTTから回線を借りて提供している電話サービスです。
  • 電話番号は?:03番号・06番号などの市外局番から始まる番号を利用できます。番号を選べるサービスもあります。
  • 料金は?:電話加入権が必要ないので、初期費用は安くなります。毎月の基本料金や通話料金も従来のNTT加入電話よりも安い設定です。

基本的なサービスは、従来のNTT加入電話と変わりません。たとえば、インターネットはWiMAXを利用しているから「固定電話だけがほしい」という場合に選択肢となってくるでしょう。

ここでは、代表的なものとして、ソフトバンクによる通信設備を使うおとくライン.jp をご紹介します。特に、法人向けのサービスが充実しているので、法人の事務所・店舗の新設や移転時に検討したい選択肢のひとつです。

  • 最短で即日に電話番号発行:急いで電話番号を必要としているときの貴重な選択肢です。番号を選ぶこともできます。
  • 初期費用を0円に抑えたプラン初期費用0円でスタートできます。
  • 便利な付加サービス:NTTで使えるサービス(多機能転送やナンバーディスプレイ)などをほぼ同様に利用できます。
  • 法人向けの割引サービスが充実:法人限定の割引プランを利用することで、電話周りの費用の節約へつながります。

 

 

光電話(光IP電話)

ここからは、電話だけでなくてインターネットもセットで手配するサービスになります。

光電話は、自宅やオフィスにひいた光回線を利用する電話サービスです。光IP電話と呼ばれることもあります。

「ひかり電話」の特徴

  • サービスの特徴:自宅やオフィスに導入している光回線を使います。つまり、光回線とセットで使うことが前提になります。
  • 電話番号は?:03番号・06番号などの市外局番から始まる番号を利用できます。
  • 料金は?:光回線導入の初期費用は業者によって異なりますが、申込時のキャッシュバック等の特典と相殺できる場合も多くあります。基本料金は月額500円の設定、通話料金は従来のNTT加入電話よりもかなり安い設定です。
  • メリット1:従来の固定電話なみの通話品質があります。
  • メリット2:すでに利用しているNTT加入電話の固定電話番号を引き継ぐことができます。
  • メリット3:外出先の電話へ転送するサービス、2回線同時の通話を可能とするサービスなどのオプションが充実しています。
  • メリット4:状況やニーズに応じたプランを選ぶことができます。

「緊急電話番号やフリーダイヤルへの発信ができる」「指定番号への転送などのオプションが充実している」など、ビジネスにおけるメリットが多くあります

光電話を利用するの前提となる光回線にはたくさんのサービスがあります。(「光回線って何?」という方は、光回線&光電話とは?~まず基本を理解しようをご参照いただければと思います。)

代表的な光回線サービスとしては、NTTによるフレッツ光と、光コラボ(NTTのフレッツ光などを受けた事業者によるサービス)のさまざまな業者があります。また、後述するように、利用しているドコモなどの携帯電話とのセット割引を利用できるサービスもあります。

多くの場合は、代理店を通じて契約することになります。多くの代理店が「いったいどれを選べばよいのか全然わからない・・・」という状況に陥りがちなので、注意が必要です。

ここでは、フレッツ光と光コラボの両方を扱っている代表的な代理店による光回線申し込みキャンペーン をご紹介します。個人も法人も対象にサービスしており、扱っているプロバイダについても明確です。余計なオプション加入が必要なくキャッシュバックを得るプロセスもスムーズで最短2ヵ月となっています。代理店を通じて申し込みする際の参考にしてください。

【直接派にはSo-net系のサービスがおすすめ選択肢】

代理店を通じてではなく、プロバイダに直接に申し込みたいという人もいるでしょう。そういう人には、オリコンでの顧客満足度調査で高く評価されているSo-net系のサービスを検討するとよいでしょう。たとえば、以下のようなサービスで、お得なキャンペーンも実施されています。

 

クラウド電話

クラウド電話は、電話機を制御する主装置(PBX)をクラウド環境で提供するものです。スモールビジネスはもちろん、ビジネスの発展へも対応しやすい点に特徴があります。

「クラウド電話」の特徴

  • サービスの特徴:外線はクラウド環境にあるPBXがIP電話網を利用し、内線はインターネット回線を利用します。
  • 電話番号は?:基本的にいろいろな番号(03番号などの固定電話番号、050番号、0120番号、0800番号など)に対応が可能です。
  • 料金は?:初期費用はサービスにより異なりますが、インターネット環境があれば大きな設置工事は必要ありません。毎月の基本料金や通話料は、利用しているIP電話に準じている場合が多いです。
  • メリット1:スマホやPCなど、いろいろな端末を利用できるので、電話機を必要としません。小さな起業にも向いています。
  • メリット2:スマホで代表電話での着発信が可能なので、ひとりビジネスでも安心です。
  • メリット3:移転や増設への対応も比較的に容易です。

クラウド電話もいろいろな業者が参入しており、サービス対象とするビジネスサイズもまちまちです。ここでは、小さな起業から中規模ビジネスにおすすめのクラウド電話として、クラウドPBX「ナイセンクラウド」 をご紹介します。留守番電話、自動転送、着信ルールの設定など機能が充実しているので、「大切な電話を逃さない」という特徴があります。

 

 

ナイセンクラウドについては、以下の記事でもご案内していますので、参考にしてくださいね。

起業時から中規模ビジネスの【固定電話】に便利&安心なナイセンクラウド~ビジネスの成長に合わせてアレンジが可能!

2018-05-04

 

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固定電話手配の選択のコツは?

上記にて5つの方法をご紹介しましたが、どの方法を選ぶかのコツを整理しておきましょう。

電話だけを手配したい場合

インターネットと電話をセットで手配したい場合

  • 小さなビジネスで03番号などの市外局番から始まる番号を使いたい場合⇒まずはフレッツ光や光コラボ業者による光回線&プロバイダを契約し、オプションで光電話を利用します。
    1. フレッツ光・光コラボの代理店を通じて「光回線xプロバイダ」を契約する場合⇒例えば 、上記でご紹介した光回線申し込みキャンペーン は、選びやすい&キャッシュバックを得やすい選択肢のひとつです。
    2. 速さを重視して光回線を選びたい場合⇒NURO 光 がおすすめ選択肢です(対象エリアは関東・関西・東海)。オプションでNURO光でんわがあります。
    3. 携帯電話とセットでお得に使いたい場合⇒ドコモ光 auひかり ソフトバンク光 などの携帯電話+光回線(光電話)のセット割引を検討しましょう。いずれもオプションで光電話を使えます。
  • 最初は小さくてもビジネスが大きく成長する可能性がある場合⇒クラウドPBX「ナイセンクラウド」 などのクラウド電話が有力な選択肢になります。

検討する時間が充分に持てない場合

いろいろ検討していくなかで、調べる時間が充分に持てない場合には、幅広い選択肢から比較検討して選べる★固定電話ドットコム★ が助けになるでしょう。

固定電話ドットコムのおすすめポイント

  • 最短で即日に電話番号が発行される:「問い合わせ⇒申込み⇒電話番号候補の発行」が最短即日で可能なので、急ぎのときに便利。
  • さまざまな状況の回線プランが可能:いろいろな回線のなかから、状況に合う最適なものを選べる。
  • いろいろな料金プランを比較検討できる:想定される電話の利用状況に応じて、基本料金・通話料金を比較できる。
  • 初期費用を抑えることができる初期費用がオールゼロのプランもあり。
  • 全国対応のサービス:全国各地に営業所があり、地域に根ざしたサービスが展開されている。

 

 

固定電話ドットコムについては、以下の記事でもご案内していますので、参考にしてくださいね。

SOHOのイメージ写真

小さな起業に「固定電話ドットコム」~固定電話を早く&安く使えるワンストップサービス

2018-10-23

 

まとめ

起業&開業時の固定電話の選択は、その後長きにわたって利用していくことになるので、いろいろな条件を考えて状況に合ったものを選びたいですね。

一度ビジネスで使い始めた番号を変更するのには、手間がかかるだけでなくビジネス機会の損失にもつながりますので、最初の選択において賢く選ぶ視点を持ってくださいね!

当記事が、起業&開業時の固定電話の選択に際しての参考になれば幸いです!

 

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