【法人向け銀行口座おすすめ5選】小さな起業で会社設立後すぐ開設したい法人口座(ネットバンク3行の手数料比較表付)

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ひとり社長スモールビジネスにおいて、起業直後の口座開設では手数料が安い口座を開きたいという場合も多いでしょう。当サイトのマリの場合も、メガバンクではなく「ネットバンクとゆうちょ銀行」いう組み合わせで上手く対応できています。

  • ネットバンクの法人口座の手数料比較を知りたい
  • 法人口座の理解してしておきたい特徴を確認したい
  • 設立したばかりの法人におすすめのネット銀行口座を知りたい

ここでは、上記のような状況の方へ向けて、ネット銀行3行の法人口座の振込手数料を比較したうえで、「小さな起業」でおすすめの法人口座とその特徴をご紹介いたします。これから法人口座を開設しようというときの参考になさってください。

尚、個人事業主向けのおすすめネット銀行口座については、こちらの記事をご参照ください。

当記事は、2019年4月時点の情報を参考にしています。

 

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ネット銀行3行の法人口座の振込み手数料を比較

個別のネットバンクの特徴を見ていく前に、当記事でご紹介するネット銀行3行法人口座の振込手数料を比較してみましょう。

【ネット銀行3行の法人口座の振込手数料等の比較】(2019年4月現在)*1

  楽天銀行 ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
口座維持・ネットバンキング利用料 無料 無料 無料
他行宛て振込手数料(3万円未満) 165円 172円 165円
他行宛て振込手数料(3万円以上) 258円 270円 258円
自行宛て振込手数料(3万円未満) 51円 54円 51円
自行宛て振込み手数料(3万円以上) 51円 54円 51円

*1: 消費税税込み。一般的なケースでの比較例です。詳細の条件に該当の場合は、金額が異なる場合があります。変更になる場合があるので、ご利用時には必ず最新の情報で確認してください。

上記の比較からわかることは、この「3つのネット銀行の振込手数料に大きな差はない」ということです。そのため、この3行からひとつを選ぶとすれば、その他の利便性に着目していくことになります。

 

スモールビジネス起業時のおすすめの法人銀行口座5選

楽天銀行

楽天銀行の法人ビジネス口座 は、最安の手数料水準、ペイジーや海外送金、デビットカードで利用額の1%キャッシュバックなど、小さな起業においてとても利用しやすい特長を持っています。

 

楽天銀行の法人ビジネス口座の特徴

  • 振込手数料が安い&固定費がかからない:振込手数料は最安の水準ですので、日常的な費用を節約できます。
  • ネットでの対応が幅広い:ウェブでも申し込み手続きがとてもわかりやすいことをはじめ、大量の振り込みや受け取りも使いやすく充実しています。
  • 楽天ビジネスデビットカード(JCB)を利用可能:デビットカードとしては最高水準クラス利用額の1%が還元されます。
  • Pay-easy(ペイジー)が利用可能:税金、社会保険料、公共料金などの支払いが可能です。
  • 同一住所で最大20個まで口座開設が可能:事業ごとや取扱商品ごとに複数の口座で管理したいときに便利です。
  • 海外送金に強い:他のネット銀行と比較した特徴として、海外送金関係に強い点があげられます。海外への送金、海外からの送金受け取りのどちらも可能です。

楽天銀行のウェブページ では、法人ビジネス口座開設の手続きプロセスが詳しく説明されています。

楽天市場に出店しようという場合はもちろんですが、一般の起業&開業においても、楽天銀行はネット銀行としては最も知名度がある銀行のひとつです。一般消費者向けのビジネスにおいても使いやすく、ネットでの対応の幅広さと内容の充実度のバランスから、小さな起業での最初の法人口座としておすすめできる口座です。

 

 

起業&開業時におすすめの楽天銀行

特に「小さな起業」「起業&開業時」という視点でみると、楽天銀行の優位性は以下の3点に集約されるかと思います。

  1. デビットカードの還元率が1%:起業当初の出費が多くなる時期に、業界最高水準の1%還元率の楽天ビジネスデビットカードが便利です。(よく比較されるジャパンネット銀行は0.2%相当、住信SBIネット銀行は0.6%相当となっています。)
  2. Pay-easy(ペイジー)が使える:税金や社会保険料の支払いに便利です。社会保険をネットで支払い手続きできて便利です。(ネット銀行でペイジーが利用できる銀行は、楽天銀行・ジャパンネット銀行など限られた銀行のみです。)
  3. 起業家・新設法人向けのサービス&情報が充実:導入事例ケーススタディが紹介されているので、同じように口座開設する状況において参考になります。口座の開設手続きの進捗状況をウェブにて確認できるようになっています。

最初の法人口座としてネット銀行を考える場合には、楽天銀行が有力な選択肢となってくるでしょう。

 

マリ

当サイトのマリも、楽天の法人ビジネス口座を起業当初から、便利に使っています。ネット銀行のなかでは抜群の知名度なので、小さなビジネスにはありがたい存在です。口座開設時の体験記は以下の記事に記してありますので、参考にしてくださいね。

ゆうちょ銀行の通帳とカード

【法人口座を開設した体験記】会社設立後すぐにシェアオフィス住所で銀行口座をオープン

2018-08-17

 

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行は、スモーズビジネス起業にとって便利で充実したサービス内容が特徴となっています。ビジネスアカウント用口座では、法人向けには法人普通預金口座があります。

 

 

ジャパンネット銀行のビジネスアカウントの特徴

  • 振込手数料が安い&固定費がかからない:楽天銀行よりは少し高いですが、振込手数料は最安に近い水準です。
  • Pay-easy(ペイジー)が利用可能:税金、社会保険料、公共料金などの支払いが可能です。
  • 同一住所で最大20個まで口座開設が可能:事業ごとや取扱商品ごとに複数の口座で管理したいときに便利です。
  • 毎月1回は入金・出金の提携ATM利用料が無料:毎月最初の入金・出金それぞれ1回は取引金額にかかわらずに無料になる点が便利です。
  • Visaデビット付キャッシュカード:キャッシュカードとVisaデビットが一体になっており、Visaタッチ決済にも対応しています。キャッシュバックモールの利用額1%がキャッシュバックされます。通常の場合の還元率は0.2%相当です。
  • 海外送金は扱っていない:海外への送金、海外からの送金受け取りのどちらにも対応していないので、別途送金サービスなどの利用を検討する必要があります。

楽天銀行と同様に、ペイジーが使える点が便利です。ただし、通常利用の場合のデビット還元率は0.2%相当と低めの設定です。法人クレジットカードを持つようになるまでは、ビジネスに関わる費用を主としてデビットカードで支払う場合が多いことを想定すると、還元率が1%である楽天銀行のほうがお得と言えるかもしれません。

公式サイト:ジャパンネット銀行

 

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行も、法人向けの口座を扱っています。

住信SBIネット銀行の法人向け口座の特徴

  • 法人向けにも先進的なサービス:個人向けサービスと同様に、住信SBIネット銀行の幅広いサービスを利用できます。
  • サービス利用状況に応じて振込手数料が最大月20回無料:振込みが多い場合には、条件を満たすことで手数料を節約することができます。
  • Visaデビット付キャッシュカード:法人口座開設時に同時に申し込みできます。1,000円ごとに6ポイント(0.6%相当)たまります。
  • 住所がバーチャルオフィスだと口座開設ができない:審査の結果、届け出住所がバーチャルオフィスに該当する場合などは、口座開設ができないとウェブサイトに明記されています。
  • Pay-easy(ペイジー)は利用できない:ネット銀行の多くは社会保険料の毎月の自動引き落としに対応していません。ペイジーが利用できない場合、ネットでの支払いもできないため、窓口での支払いなどを考える必要があります。
  • 現金での入出金には向かない:入出金には提携ATM利用料がかかります。入金でも手数料がかかってくる点には注意が必要です。

住信SBIネット銀行の法人口座は、上記でご紹介した楽天銀行やジャパンネット銀行と比較した場合、振込件数が多いビジネス、事務所や店舗をかまえてのビジネスに向いているといえるでしょう。

 

ゆうちょ銀行

小さな起業で実店舗のある銀行に法人口座を開設したい場合には、ゆうちょ銀行はおすすめの選択肢です。

ゆうちょ銀行のおすすめポイント

  • 誰もが知っているという安心感:全国に実店舗もあるので、「B to C」ビジネスにもおすすめです。
  • ゆうちょダイレクトの利用で日常的な事務処理はネットで可能:振込処理・取引確認などの一般的な手続きはネットで処理できますので、窓口へ行く必要はありません。
  • ゆうちょダイレクト+(プラス)という無通帳型総合口座で取引履歴が15ヶ月分確認:記帳をする必要がありません。 
  • 入出金事務の省力化など、ビジネスが大きくなっても対応が可能:スモールビジネスが成長した場合にも対応できるサービスが整っています。
  • Pay-easy(ペイジー)や国税の電子納税に対応:国税、地方税、社会保険料、公共料金など、幅広い支払いに利用できます。
  • 海外送金にも対応:ゆうちょダイレクトでも窓口でも海外送金に対応しています。

ゆうちょ銀行に関して考慮しておくべき点

  • 振込手数料はネット銀行より高い:日常的な振込み処理は、ネット銀行を使うほうが安いので、ネット銀行との併用が現実的におすすめです。
  • 国際関連の日常取引には不向き:送金手数料と為替手数料を合わせた送金コストは高めです。海外からの送金受け取りも、米ドルまたはユーロのみの対応でゆうちょ銀行指定の為替レートで換算されてからの円での入金になります。日常的に海外との取引がある場合には、向いていません。
  • 残高に限度額がある:貯金口座(通常貯金、定額貯金、定期貯金等)の預入限度額は、合わせて1,300万円になっています。向こう1年の資金繰り表でそのレベルを超える可能性があるのであれば、ゆうちょ銀行のほかにネット銀行の口座を合わせて開設しておけば安心です。

 

信用金庫

実店舗のある銀行として、小さな起業でのもうひとつの選択肢は、地域の信用金庫です。特に、融資を受けたい場合には、小さな起業にとって信用金庫は頼りになる存在となります。

自分のエリアの信用金庫は、全国信用金庫協会のページから確認することができます。信用金庫への口座開設を考える場合には、創業の計画書を準備できる段階になったら、地域の信用金庫に相談に行ってみるとよいでしょう。

補助金を利用するときも信金がサポートしてくれる!

起業・開業に役立つ公的サイト6選でご紹介したように、各自治体による創業や中小企業向けのさまざまな補助金があります。その場合に、国が認定する公的な支援機関(認定支援機関)のサポートを受けることが多いのですが、信用金庫はこの認定支援機関になっているケースが多くあります。

当サイトのマリの場合も、地域の信用金庫に認定支援機関になってもらい、創業補助金を申請しました。それまで信用金庫を利用したことはまったくありませんでしたが、近所の支店に電話を入れてアポイントメントをとって、打ち合わせをしてもらいました。最初はとても緊張しましたが、きちんと創業計画書を説明することで、こちらの趣旨や熱意を理解してもらえました。

起業にあたって補助金申請を考える場合には、地域の信用金庫に相談をしてみて、その際に口座開設についても打診してみる、というのも一つの方法です。

 


小さな起業の法人口座開設においては、ホームページ開設や電話番号取得など、状況に応じて口座開設の前に準備しておきたいことがあります。下記の記事を参考にしてくださいね。

銀行口座開設のイメージ写真

【法人口座開設の準備】小さな起業・バーチャル&シェアオフィス利用での口座開設で留意したいこと

2018-08-17

 

まとめ

小さな起業であれば、多くの場合で上記の5つの口座が候補になってくると思います。いくつも口座を管理していくのは面倒なので、状況に合った口座を厳選して口座開設手続きすることで、起業直後の事務手続きをスムースに進められますね。

当記事が、これから法人の銀行口座を開設しようという方の参考になれば幸いです!

会社設立後すぐに開設したいおすすめ法人口座

  • 楽天銀行の法人ビジネス口座 :手数料最安水準、小さな起業向けにバランスがとれたサービス。迷ったらこれがおすすめ。
  • ジャパンネット銀行の法人ビジネスアカウント:毎月1回は入金・出金の手数料が無料になります。
  • 住信SBIネット銀行の法人口座:振り込み件数が多い場合に手数料節約ができます。
  • ゆうちょ銀行の法人口座:ネット銀行と合わせて持っていると便利です。
  • 地域の信用金庫:融資や補助金申請を考える場合の選択肢としておすすめです。

 


銀行口座の開設が終わると、法人用のクレジットカードを申し込みことができます。法人としてクレジットカードを持っていることでのメリットがいろいろあるので、すみやかに手続きを進めていきたいですね。下記の記事も参考にしてくださいね。

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小さな起業は法人&個人事業主のクレジットカードで経理処理を効率化~起業当初でも申し込みが可能

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